8月2日調理用ロケットストーブ・ワークショップを行いました。今の現場の2階に板張りが多くて、廃材がかなり出ているので、困っています。施主さんが調理用ロケットストーブを提案してくださって、 ワークショップを主催しました。ワークショップ参加者のおかげで、燃焼効率の良い調理用ロケットストーブができました。
ロケットストーブの歴史
ロケットストーブはアメリカ・オレゴン州にあるNPO法人のアプロベチョのラッリー・ウィニアースキ博士によって、1982年に開発されました。燃料不足のアフリカ避難キャンプの人々のために開発しましたが、世界各地に広がっています。
ロケットストーブ理論
調理用ロケットストーブは原則が三つあると言えます。
1. 酸素が燃料に通す。焚火と違って、空気は意図的に燃料に通します。これによって、燃焼効率を高まります。また、燃料の表面面積を増やせば、増やすほど、酸素と燃料が振り合いって、燃焼効率が上がります。
2.燃焼室とヒートライザーを断熱すること。表面温度計でストーブを見ると、温度が最も高いのは調理するところはずです。燃焼室から熱が逃げると熱利用率が下がります。また、ヒートライザーによって、ドラフト効果が得られて、空気を吸ってくれるので、燃焼効率が上がります。
3.ポット・スカートの利用すること。熱利用率を高まるため、調理するところから熱が逃げないようにポット・スカートを利用します。
なべの周りから熱が逃げないようにポット・スカートを利用します。
グラインダーと板金はさみで入り口煙突パイプの穴を空けます。
グラインダーと板金はさみで出口煙突パイプの穴を空けます。
ポット・スカートを作るように2個目のドラム缶の底を切り取ります。
ドラム缶を針金で繋ぐため、穴を空けます。
針金で繋ぎます。
L字型のように煙突を組んで、補強します。
煙突の周りにパーライトで充填します。
ふたを設置します。なるべくなべが奥に入るように工夫します。 これより、さらに奥になべを設置すれば、熱利用率が上がります。
初火です。
これで、約板一枚で数分以内にお湯を沸かしました。
楽しかった。
琵琶湖のロケット日焼け
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