The following photos depict the re-thatching of a rural Kabuki hall built in 1777 in Hyogo Prefecture. The building features a stone foundation, timber frame, bamboo lattice with earthen plaster walls, and prominent thatch roof. Ikuya Sagara-san's Kusakanmuri was responsible for re-thatching the roof.
江戸時代において農村歌舞伎は主に農閑期に行われていました。当初は川原や田んぼに仮設の小屋をかけ上映されていましたが、後に神社境内の長殿や長床と言った集会施設がその舞台として使用されるようになっていきました。この舞台も本来は北層尾厳島神社の神事で用いる長床として建てられたものですが、バッタリと呼ばれる上げ床や太末座などの舞台機構が付け加えられていき、農村歌舞伎舞台としての性格を色濃くしていったものと思われます。
北層尾農村歌舞伎舞台は、鏡柱上部に墨書があり、安永6年(1777)に建てられました。1970年に兵庫県指定重要有形民俗文化財に指定されました。相良育弥氏が運営しているくさかんむりが葺き替え工事を行いました。
見学会レジュメに参考
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