2010-02-19

ムラづくり風の原っぱのストローベイルカフェ

February 9-19, lead a straw bale workshop in Yufuin, Oita Prefecture. ムラづくり風の原っぱ (abbrev. Harappa), an NPO working to revitalize the local community, is renovating a cafe using straw bales as an element of the interior.
210日から18日までの9日間、大分県湯布院にある「ムラづくりNPO風の原っぱ」という特定非営利活動法人がストローベイルワークショップを主催しました。既存の店舗をリフォームし、ストローベイルと珪藻土でカフェの内装を作りました。4年前原っぱを設立したのは地元の浦田龍次さんです。浦田さんは長年平和運動に参加し、自然が大好きな方です。原っぱは主に「食」と「農」を切っ掛けにして、人と人や人と自然を繋げる団体です。 例えば、10反の面積の田圃で地元の農家さんと一緒に合鴨農法をしています。「カフェが完成したら、調理教室などを開きたい。」と浦田さんは夢を膨らませていらっしゃいました。そのため、原っぱカフェのキッチンはかなり広いです。この原っぱカフェは4月にオープンする予定です。
Yufuin is famous for its hot springs. Snow accumulated on the wall surrounding the outdoor bath.
Harappa is involved in an array of agricultural, social and ecological activities. For example, they promote 合鴨農法 (Aigamo-nouhou), which integrates ducks into organic rice cultivation. The paddling action of the ducks prevents weeds from taking root, the ducks eat weeds and insects, and the manure from the ducks becomes fertilizer for the rice.
私は39日(火)午後、原っぱカフェを設計した大岩剛一先生と一緒に湯布院に到着し、夜遅くまでワークショップの準備をしました。10日にワークショップが開かれて、夜に「スローなカフェが地域をつなぎなおす」いうシンポジウム、交流会が行われ、カフェスローの吉岡淳さんと大岩先生の発表がありました。とても面白かったです。
The workshop participants were wonderful
All ages
Visitors from Korea
Cutting Straw
And the food was great! Yasu-san's wood-fired pizza oven
The straw bales are plastered with 珪藻土 (Keisoudo), an earthen plaster containing diatomaceous earth and some cement/lime based and/or other pozzolanic ingredients. When examined under a microscope, one can see that keisou, which consists of diatoms, is very porous, which enables Keisoudo to modify interior humidity. Unlike earthen plastered straw bale walls, which will take days, if not weeks, to dry and harden, Keisoudo begins to harden the same day. Keisoudo will also be used to finish the floor as well.
そして、10日から12日はベイルを積みました。ニードルを使ってベイルを割ったり、竹のくいを作ってベイルを固定したりという作業もありました。13日からは左官工事に入り、日本ケイソウド株式会社が生産しているエコクエーンという珪藻土を使いました。作業はそれぞれが、わらを刻んだり、土を作ったり、土団子を作ったり、土を壁に塗ったりと、壁を塗るために様々な作業が発生します。皆がそれぞれに自分にあった持ち場を選んだり、任されて楽しくなったり、壁を塗ってみてどんな土を作ったらよいか分かって来たりと皆さん楽しく作業をされてました。何より、地域の方々が見学やお手伝いに来られたりと、早速、人と人が繋がる場としても和気藹々と賑わっていました。
Finish Coat
15日に下塗が終わり、16日から18日にかけて、上塗りを仕上げ、最後19日に私は養生をはずし、掃除をしたりとバスの出発時間ぎりぎりまで作業をし、予定通りストローベイル工事を完了しました。
Truth Window
Straw Bale Bench
Oita and Okinawa Sea Shells
思ったより参加者が多く、韓国から2団体、そして神奈川ふれあい囲碁ネットワークからも10人ぐらい参加頂きました。とてもにぎやかな現場でした。浦田さんや大工の渡辺さんはとても柔軟で何度も助けられました。皆さんのお陰で仕事は順調に進み、とても楽しく、充実したワークショップになりました。

No comments: